2013年07月24日

旗衆大乱舞 33 「それは踏み出すこと」

この企画がどうしてファイナルを迎えるのか
理解していただけたと思います。

いたるところで、
どうしてファイナルなのかとよく聞かれます。

終わりを惜しまれるまでに成長したこの企画。
成長したのは、
世話人の心もそうである。

何度も何度も、
本当に終わらせて良いものかと
思い直すこともありました。

もしかしたら、
大乱舞の説明会で抗議にあうんじゃないかとも
覚悟していた。

しかしながら
千秋楽を飾るのは自分だという、
旗師達の気持ちが伝わった。
本気の本気だぜっていうように感じた。




とあるかたと話をする機会がありました。


旗衆大乱舞を終わらせてしまうことの淋しさと
変わっていくこと(イコール成長していくこと)の大事さについて
語ってくれました。

気持ちで始まったお祭り。
有志で立ち上げた旗衆大乱舞。
一度ボツになり、すくい上げてもらい、
実現にいたり、
辞めるのを惜しまれるほどの企画まで膨らんだ。

そんな、企画をどうして辞めてしまうのか
本心を聞きたかったようで、
包み隠さず、報告した。

このブログで書ききれないような
細かいところまで報告した。

おどるんやというお祭りもそう、
もちろん何に関してもそう。
停滞しては成長できない。
変わっていかなくてはいけない。
変えていかなくてはいけない。

旗衆大乱舞において
毎年違う演出をもとめられたのも、
そういう理由からなんだろう。


人によって受け止め方は様々で、
旗衆大乱舞を終わらすことは
逃げていることと勘違いされるかも知れない。

だが、
終わらすことが、
私達世話人の新たな「革命」なのだ。

皆の心に残って
それが伝説の企画となった時、


紀州よさこい祭りの旗師をどれだけ尊敬できるだろう。



毎年決まった時間にスポットが当たるのもかっこいい。
だが、
皆の心でずっと輝いている旗師はもっとかっこいい。

記憶が薄れて、
誰がどんな振り方だったっけ?って思っても
輝いていたのは事実だと、確言できる。


もう一度、
あの夢のような瞬間に立ちあいたいと思った誰かが、
また同じような企画を生み出せばいい。

いっぱい試行錯誤して、
悩んで怒って笑って、
絆を深めて、

また、誰かの心に、
輝きを残せばいい。


私達世話人は淋しさの中で、
そんな期待も抱いている。


これは終わりではない。


次に進むための、
新しい一歩なのだ。


旗衆大乱舞 33 「それは踏み出すこと」
(photo:カメラ小僧)



Posted by 乱痴気 at 17:54│Comments(4)
この記事へのコメント
バチに情熱込めて!横笛に哀愁に!漂わせ!フラフに祈り沿わせ!小旗に熱い思いを乗せ!大旗に魂込めて!それぞれの思い大乱舞ファイナルにぶつければ!きっと得る物も大きく伝説となる!きっと最高の瞬間もうすぐ、大舞台 一振入魂。
Posted by 大乱舞の大ファン at 2013年07月24日 21:20
続きは
誰がやってくれるんやろか?
ある意味楽しみやな(≧∇≦)

気長に待ってみるか‼
Posted by 乱痴気隊長 at 2013年07月25日 01:16
誕生からファイナルまで
本当に大変やったね。

どんなことでも

少しずつでも変わっていかなきゃ
そこからは何も生まれない。

変わった先に何が生まれるのか?

それもまた楽しみやな!
Posted by michi at 2013年07月25日 10:25
★大乱舞の大ファン

私、誰かわかってしまった!
そうですね!
一振入魂☆彡


★乱痴気隊長

カーナのともき君にお手紙もらったけど、
ちびっこやのに、
すごい熱意やで!
あの子達が大人になる頃にでも。。。


★michi

先に生まれるものが
自分の思っていたものと違っても、
またそれも変わっていくし、
楽しみがまたひとつ増えました。
自分達もいっぱい悩んで
Posted by 乱痴気乱痴気 at 2013年07月26日 08:28
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