2013年07月02日

旗衆大乱舞 26 「第4回始動」

4年目の大乱舞の始動の時期がやってきた。
なんと、この年から
「おどるんや公認企画」という扱いになった。

とても嬉しきことです。

有志で立ち上げて持ち込んだ企画なので、
毎年実施できる保証は本当言うと、無いものだ。
ニーズは確かにあれど、
毎回企画要望書を提出して許可を得なければならないので、
自動的に毎回実施できるようなものでもないのだ。

ただ、
毎回同じ演出はできないというのが
おどるんや側の要望だ。
一斉挙旗は定番しても、
演出には多少の違いや工夫をしなくてはならない。

定番と革命。
うまいことミックスさせないとね。

使用楽曲は変えることができる。
楽曲が違うだけでイメージもがらりと変わるが、
「旗師が出てきて旗を振る」
という企画には、
期待されるほどの引き出しを持ち合わせていないのが本音だ。


そういう中で、
小旗衆の存在は大きな力を発揮する。
振付があるから前回と違うこともできるのである。

前回統括だった乱たけは、
小旗の監修も引き続き担当した。
副統括は煽りの忍ちゃん。
統括は楽舞和のきよぴ。
前回自分なりに納得のいかなかったことを
なんとしてもリベンジしたいと意気込んでいた。

同じメンバーだと考えも凝り固まってしまうので、
新しいメンツを世話人に加える。
毎回毎回、参加旗師が集まった際に
世話人として一緒にやろうと声かけはしていたが
立候補者はない。

そして、
既存の世話人と同じチームの旗師を仲間に加えることになる。
ある程度行動を共にしているのと、
打ち合わせをしやすい為だった。

新しい世話人メンバーの乱隊長は
自分は何もできないとあらかじめ言っていたが
ミーティングの時にはいつも良い意見を言う。
過去3年やってきた世話人の頭のかたすみにもなかったような意見が
ポイントポイントで出てくる。

そして、
何度も何度も会議を重ねて、
エントリー方法の見直しをしたことが
大きな一歩となった。

世話人個人のお宅のFAXに送信する方法をとってきたが
公認企画になったということもあり、
エントリー用のボックスをおどるんや事務局に設置させてもらうことにした。

これまで、
通信エラーはもちろんのこと、
時間を問わない申し込み、
けちなことを言えば、用紙、インク、そういうのもそのお宅の負担。
個人と個人のやり取りになるので、
融通を聞いてもらえる前提のかたも何名か見られた。

そういう苦労も含めて企画や世話人の醍醐味ではあるが、
できるだけスムーズにトラブルなくいきたいので、
ボックスの設置は画期的だった。

本人、または代理人が直接エントリーできること、
FAX送ったのに受理されていない
などの問題も解決できた。


と、思いきや。
ボックスに変えたところで
トラブルは何件かありました。

締め切り後に何とか出させて欲しいとう事例もあった。
これには、慣れっこです。。
締め切りまでの期間にどうしても忙しくてエントリーできなかったこと、
代表に宛てた募集要項がそのチームの旗師まで話がいってなかったこと、
単にすっかり忘れていたことなど。

いつものごとく、
締め切りまで期間が短く、
そこから集計し、演出を考えるという工程は
嵐のような忙しさで、皆寝ずの作業となる。

そういうかたのエントリーを特別に認めたら
進めた工程をやり直しする事態になる。
断らないといけない世話人も胸を痛める。

ここが毎年の第一関門。



さあ、この年は、
どんなドラマが待ち受けるのか。

旗衆大乱舞 26 「第4回始動」
(photo:カメラ小僧)



Posted by 乱痴気 at 11:51│Comments(0)
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