乱チェケラッチョ♪パ～ト２♪

よさこいの活動を１０年やってきたから
今なら確実に言えることがある。

熱い気持ちは必ず伝わる。

ラジオでゲストさんをお迎えして話を聞いても、
同じように気持ちが伝わってくる。

五年前のその当時も
同じようなことを感じていたはず。

けれどもあかんものはあかん。
自分達さえ良ければそれでかまわんという考えは
迷惑をかけることとなる。

ひとつのチーム運営にしたって、
チームを守るため、メンバーを守るためには
ルールをやぶった者にはペナルティーがあり、
場合によっては個人から楽しみを奪わなあかん結果にもなり得る話だ。

実行委員会からの返答には納得した。

それまで生きていた中で、
私にとって不可能なものは無く、
宣言すれば、努力すれば、仲間を信じれば、
夢は叶ったはずだった。


でもやっぱり、あかんものはあかん。

それが、たくさんの人との関わり合いのルールだと気付く。


悔しい気持ちは正直あったが、
その反面友情は深まる一方で、
仲間が大好きでたまらなかった。

企画を持ち込む前のように、
旗を語り合いながら時間を過ごす。
見せたい人がいるから振る。
友情の証で振る。
チームの誇りを持って振る。
かっこいい自分を自慢したくて振る。
努力の成果を見せたくて振る。

絶対にどの旗士も、
気持ちを込めて振っているにちがいない。

こんな気持ちが集結していたら、
それはそれは
すごいエネルギーが溢れ出して、
なんとも言えねえ雰囲気が会場を包み込むやろな
なんて想像すると、


納得がいったはずの残念な結果が
苦い味に思えて仕方なかった。
(´；ω；｀)



（photo：カメラ小僧）